
「物価も電気代も高い…6人家族の我が家には大ダメージです」
銀行員として日々お金の相談を受けていると、節約を頑張りすぎて疲弊している方によく出会います。でも、家計管理の正解は「全部我慢する」ことではありません。「出すところは出し、締めるところは秒で締める」。これが鉄則です。
今回は、現役銀行員であり4児の父である私が実践する「メリハリ家計術」を公開します。

現役銀行員 | BANKER × FAMILY
銀行員歴10年以上。自身も6人家族の大黒柱として奮闘中。教科書通りの節約論ではなく、多人数世帯でも「リアルに効果が出た家計管理術」だけを厳選して解説します。
第1章:秒で削った項目(=固定費・見栄・手数料)
まずは「銀行員の視点」でバッサリ切り捨てた項目です。これらは「浪費」以外の何物でもありません。
1. ATM手数料・振込手数料
「子ども給食費や習い事、なんで口座振替にしてくれないの?」と思うことは多いですが、それが現実です。だからこそ、月に3回以上無料で使えるネット銀行を必ず使いましょう。
数百円の手数料も、年単位で見れば数千円のコスト。「ちりつも」を甘く見てはいけません。
- 銀行員の結論: 手数料は一番の「無駄金」。入金はコンビニで無料で行い、振込はネット銀行アプリで。これを徹底するだけで家計の防御力は上がります。
2. 重複している保険・特約(特に貯蓄型)
「将来の医療費が安くなるから」と貯蓄型医療保険に入っていませんか?正直、仕組みを理解すれば「今は安く抑えて、浮いた分を運用に回す」方が合理的です。
若い頃に高い保険料を払い、将来その取り崩しで安く見せているだけ。万が一入院しても、日本には「高額療養費制度」という最強の公的保険があります。
- 銀行員の結論: 保険と貯金は混ぜない。不安だからと入りすぎている「掛け捨て」も見直し対象です。
3. 使っていないサブスク・年会費
「月500円なら…」と契約した動画、漫画、ジム、カーシェア。
でも、1日は24時間しかありません。仕事、家事、睡眠、家族との時間を引いて、本当にそれを使う時間はありますか?
私は「月に1回行けば元が取れる」というジムを、「行く時間がなくて」辞めました。一つ一つのサービスは優秀でも、使いきれなければただの寄付です。
- 現在の契約: Amazonプライムとカーシェアのみ(カーシェアも利用頻度を見て解約検討中)。
4. ライフスタイルに合わない「高性能家電」
ここは私の失敗談です。「便利そう」と「使いこなせる」は別物でした。
- 加湿空気清浄機: 給水とフィルター掃除が面倒で放置。
- スチーム暖房機: 妻の希望で買うも、部屋が暖まらず電気代だけが高騰。結局エアコンに逆戻り。
- ルンバ: これも妻の希望でしたが、子供4人の我が家は床に物が散乱しており、ルンバが走行不能に。今は我が家の一等地でじっとしています。
1点あたりの金額が大きい家電こそ、見栄やイメージで買わず「我が家の生活で稼働できるか?」をシビアに判断すべきでした。
5. コンビニでの「ついで買い」
ビール1本、スーパーなら200円、コンビニなら300円。同じ商品・同じ満足度に1.5倍のお金を払うことは、銀行員として絶対にしません。
自宅までの道にスーパーがなくても、私は遠回りしてでもスーパーで買います。それはコストカットであると同時に、運動不足解消という「健康への投資」でもあるからです。
(まあ、飲まないのが一番の節約ですが…そこは無理でした。笑)
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第2章:絶対に削らない項目(=未来への投資・家族の幸福)
一方で、ここは「パパの顔」として、絶対にお金を惜しまない領域です。
1. 食事の「質」(未来の体への投資)
我が家は基本的に自炊です。総菜や冷食は便利ですが、味が濃く塩分も高め。子供たちも「冷食の唐揚げは辛い」と言って好みません。何より6人分を買うと高くつきます!
ハンバーグ、餃子、ローストビーフなど、「簡単・華やか・ご飯が進む」メニューをよく作ります。
食材の産地にはこだわりませんが、お米だけは地元の美味しいものを。そのおかげか、中学生の子供は靴のサイズが28cmあり、全員平均身長以上です。
- パパの想い: 食費を削って健康を害し、医療費がかかっては本末転倒。育ち盛りの体を作る「食」は、浪費ではなく投資です。
2. 子供の教育費(選択肢への投資)
公文や学習塾には通わせています。「勉強しなさい」と嫌がられることもありますが(笑)、「学ぶ習慣」は大人になってから身につけるより、子供のうちの方が圧倒的にコスパが良いからです。
銀行の世界でも、やはり学歴や教養が問われる場面は多々あります。子供たちの将来の選択肢を減らさないための出費は「聖域」としています。

3. 住宅ローンの「コントロール費用」
私は変動金利を利用していますが、金利上昇リスクを放置はしません。
- 繰り上げ返済: 金利が上がるたびに検討し、元金の減少スピードを維持します(いわゆる「5年ルール」等の影響を最小限にするため)。
- 投資信託によるヘッジ: 月5万円を積立投資しています。これは老後資金というより、「金利上昇への備え」です。ローン返済が厳しくなれば、これを解約して充てる計画です。
借金は「借りっぱなし」にせず、自分でコントロールできる状態を保つことにお金をかけています。
第3章:銀行員流・削る項目の見極め方「魔法の問いかけ」
では、どうやって支出を見極めるか。私が買い物をする時に自問自答しているのは次の3つです。
- それは「消費」か? (生活に必要不可欠なもの)
- それは「浪費」か? (一時の快楽、無駄遣い、見栄)
- それは「投資」か? (将来の自分や家族のリターンになるもの)
例えば「飲み会」。愚痴を言うだけの会なら「浪費」として秒で断りますが、新しい情報を得られる会なら「投資」として参加します。
迷ったら「これを買うお金(時間)を、将来の自分に送りたいか?」と考えてみてください。
まとめ
家計管理は「お金を貯めること」が目的ではなく、「家族が笑顔でいるため」の手段です。
銀行員の私でも、ルンバで失敗し、ビールも飲んでしまいます。完璧である必要はありません。
まずは「使っていないサブスクの解約」や「ATM手数料の無料化」など、生活の質を落とさずに「秒で削れる」ところから始めてみませんか?
Action:
あなたの家計で「これだけは削れない!」という聖域はどこですか?ぜひX(Twitter)の引用リポストで教えてください!記事の感想もお待ちしています!
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