
こんにちは!6人家族のパパ銀行員、チャルトンリサです。
年末に発表された「令和8年度税制改正大綱」。私たち銀行員が真っ先に、血眼になってチェックするのは、やはり「住宅ローン控除」の行方です。
「もう終わっちゃうの?」「2025年中に駆け込まないと損する?」と不安に思っていた方、朗報です。
結論から言うと、住宅ローン控除は5年間の延長が決まりました!
ただし、単なる延長ではありません。「子育て世帯はもっと有利に」、「危険な場所での建築は対象外に」という、「メリハリ」が効いた内容になっています。
「知らなかった」で数百万円損しないために、現役銀行員視点で「ここだけは押さえて!」というポイントを解説します。

現役銀行員 | BANKER × FAMILY
「住宅ローン控除、複雑すぎてよく分からない…」そんな方へ。現役銀行員として毎年の税制改正を分析している私が、今回の改正で特に重要な「子育て世帯のメリット」と「土地選びの落とし穴」を、専門用語なしで分かりやすく解説します。
この記事の目次
1. 【朗報】住宅ローン控除、2030年(令和12年)まで延長!
最大のニュースは、適用期限が令和12年(2030年)12月31日まで延長されたことです。
これまで「2025年末までに入居しないと!」と焦っていたSさん(35歳)のような方も、これで一安心。焦って変な物件を掴むリスクが減りました。
- 控除率: 年末残高の0.7%
- 控除期間: 新築の認定住宅などは13年間
- 対象限度額: 省エネ性能に応じて変動(一般的には3,500万円〜4,500万円など)
省エネ基準を満たさない住宅は、控除の対象外になったり、借入限度額が下がったりする傾向が続いています。ハウスメーカー選びでは、デザインよりもまず「省エネ性能」の確認が必須ですよ!
2. 「子育て世帯・若者夫婦」は借入限度額がアップ!
今回の改正で「勝ち組」となるのが、私たちのような子育て世代です。
「特例対象個人」という新しい区分ができ、これに当てはまると住宅ローン控除の借入限度額が上乗せされます。
特例対象個人とは?
以下のいずれかに当てはまる人です。
- 40歳未満で配偶者がいる人
- 40歳以上でも、40歳未満の配偶者がいる人
- 19歳未満の扶養親族(子供など)がいる人
どれくらい有利になる?
例えば、長期優良住宅などの認定住宅を新築する場合、以下のようになります。
-
一般の人: 借入限度額 4,500万円
- 特例対象個人(子育て・若者): 借入限度額 5,000万円
限度額が500万円増えるということは、最大で約45.5万円(13年間合計)も控除額(戻ってくる税金)が変わる可能性があります。これは大きいですね!
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3. 【要注意】土地選びで失敗しない!「イエローゾーン・レッドゾーン」の罠
ここが「失敗しない家づくり」のために一番重要なポイントです。銀行員として一番警告したいのがここです。
今回の改正では、「災害リスクが高いエリア」での住宅取得に対し、住宅ローン控除の適用を厳しくする方針が打ち出されました。
令和10年(2028年)1月1日以降に居住する場合、以下のルールが適用されます。
「災害危険区域等」で新築された住宅は、住宅ローン控除の適用ができません(一部例外あり)。
対象となる主な危険区域:
- 災害危険区域
- 地すべり防止区域
- 土砂災害特別警戒区域(いわゆるレッドゾーン)
- 浸水被害防止区域 など
「安い土地が見つかった!」と飛びついたら、そこが災害リスクエリアで、「住宅ローン控除が1円も受けられない!」なんてことになりかねません。
資産価値の観点からも、ハザードマップの確認はこれまで以上に重要になります。
4. 単身・DINKsにも朗報!「40㎡」から対象に
マンション購入を検討している方への朗報です。
これまでは床面積50㎡以上が基本でしたが、床面積40㎡以上50㎡未満のコンパクトな住宅も、引き続き住宅ローン控除の対象となります。
- 注意点(所得制限): 合計所得金額が1,000万円を超える年は、控除が受けられません。
バリバリ働く単身者やパワーカップルの方は、年収要件に引っかからないか事前のシミュレーションが必要です。
まとめ:銀行員からのアドバイス
今回の税制改正は、「子育て世帯を応援する」一方で、「危険な場所には住まないよう誘導する」というメッセージが明確です。
- 焦らない:住宅ローン控除は2030年まで続く!
- チャンス:子育て世帯・若者夫婦は、控除枠が増える。
- 最重要:土地選びは慎重に。「災害リスクエリア」は税制面でも損をする可能性大。
住宅ローンは「借りて終わり」ではありません。控除を賢く使って、浮いたお金を教育費や老後資金(新NISAなど)に回す。これが「お金で後悔しない」ための鉄則です。
「じゃあ、うちは結局いくら借りれるの?」と気になった方は、まずは無料の診断ツールでチェックしてみましょう。
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