チャルトンの徒然なるままに

はじめまして、Chalton Lisaです。 私は銀行員として働きながら、家族6人と一緒に生活しています。日常のことから、仕事での経験、家族旅行や生活の工夫まで、幅広くブログで発信しています。 このブログでは、私の実体験や知識をもとに、読者の方に役立つ情報や楽しめる体験を提供することを目的としています。 例えば、銀行員としての経験を活かしたお金の管理方法や住宅ローンの解説、大家族ならではの旅行や生活の工夫などです。

【銀行員が試算】プラウドシティ所沢、買える年収は?金利0.875%物価1.3倍

 

注目の大規模レジデンス「プラウドシティ所沢」。
入居開始が近づき、購入を真剣に検討されている方も多いはずです。

しかし、気になるのは「金利のある世界」「止まらない物価高」
今の家計感覚のままで、7,000万円のローンを組んで本当に大丈夫なのでしょうか?

今回は、銀行員FPである私が、あえて「かなり厳しめ(安全側)」の条件を設定し、将来のリスクを織り込んだリアルな必要年収を試算しました。

チャルトンリサ
チャルトンリサ
現役銀行員 | BANKER × FAMILY

現役銀行員FPが、将来の金利上昇とインフレリスクを織り込んだ「本当に安全な必要年収」を算出。住宅ローン破綻を回避するためのリアルな数字をお伝えします。

1. 今回の検証物件:プラウドシティ所沢

まずは、シミュレーションの対象となる物件のスペックを整理します。駅前のタワーマンションとは異なり、落ち着いた住環境と大規模ならではの共用部が魅力の物件です。

項目 内容
物件名 プラウドシティ所沢
所在地 埼玉県所沢市大字北秋津
交通 西武新宿線・池袋線「所沢」駅 徒歩10分
総戸数 303戸(大規模)
構造・規模 鉄筋コンクリート造 地上8階建
竣工・入居 2025年11月竣工済・2026年6月下旬入居予定
特徴 敷地面積1万㎡超、自走式駐車場設置、第一種住居地域の閑静な環境
想定価格 7,000万円(3LDK・70㎡台後半〜80㎡想定)

※本記事では、ファミリー層に人気の3LDKタイプをフルローンで購入する想定で計算します。

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2. シミュレーションの前提条件(あえて厳しく!)

「なんとかなるだろう」という楽観視を排除し、以下のストレスをかけた条件で算出します。

① 住宅ローン条件

今のネット銀行の最優遇金利(0.3〜0.4%)ではなく、基準金利の上昇や優遇幅の縮小リスクを考慮した「中間的な金利」を採用します。

  • 借入金額:7,000万円(フルローン)
  • 金利:0.875%(変動)
  • 期間:35年
  • 返済額:約193,763円/月

② 生活費条件(ここが重要!)

総務省「家計調査(2023年・勤労者世帯・4人)」の平均値をベースに、インフレリスクとして「×1.3倍」した金額を計上します。
「今の生活費」ではなく、「子供が成長し、かつ物価が上がった未来の生活費」です。

【生活費(4人世帯)の内訳詳細】

費目 2023年平均(目安) インフレ反映版(1.3倍) 内容イメージ
食費 88,000円 114,400円 食べ盛り対応・食材値上げ
水道光熱費 25,000円 32,500円 電気代高騰・補助金終了後
家具・家事用品 12,000円 15,600円 日用品・家電買替積立
被服・履物 13,000円 16,900円 衣服・クリーニング代
保健医療 14,000円 18,200円 薬代・コンタクト等
交通・通信 50,000円 65,000円 家族全員のスマホ・NET・ガソリン
教育(月額) 30,000円 39,000円 給食費・習い事・塾(※大学費用別)
教養娯楽 30,000円 39,000円 サブスク・家族レジャー
その他・小遣い 68,000円 88,400円 夫婦小遣い・交際費・使途不明金
【生活費合計】 330,000円 429,000円 ここを基準にします

※住居費(家賃等)は住宅ローンになるため除外しています。
※管理費・修繕積立金は別途計上します。

③ 教育資金積立

  • 目標額:1,500万円(子供2人分)
  • 15年で貯めると仮定し、月額 約83,000円を天引き貯蓄。

3. 算出結果:毎月これだけ出ていきます

上記の条件を合算すると、毎月確保しなければならない「手取り額」は以下の通りです。

  1. 住宅ローン返済: 約19.4万円
  2. 管理費・修繕費等: 約3.5万円(駐車場代・固定資産税の月割含む想定)
  3. 生活費(インフレ版): 約42.9万円
  4. 教育費積立: 約8.3万円

👉 合計支出(必要手取り):約 741,000円 / 月

4. 結論:必要な年収は?

手取りで月74万円(年間約888万円+ボーナス払いを考慮しない平準化)を稼ぐために必要な、額面年収を逆算しました。

  • 適正世帯年収(額面):1,300万円

これが、金利が上がっても、物価が3割上がっても、子供2人を大学まで不自由なく送り出せる「盤石な家計」のラインです。

銀行員FPの「編集後記」と対策

「1,300万なんて高すぎる!」と感じた方、ご安心ください。これはあくまで「全部盛り」の安全圏です。

現実的には、以下の調整でハードルを下げられます。

  • 生活費の見直し: 42.9万円の生活費を今の水準(約33万円)にキープできれば、必要年収は1,100万円程度まで下がります。
  • 頭金の投入: 現在のお住まいの売却益や貯蓄で借入を6,000万円に抑えられれば、月々の返済は約3万円浮きます。

プラウドシティ所沢は、駅前の喧騒から一歩離れた住環境と、将来的な資産性のバランスが良い物件です。「厳しい条件」を知った上で、それでもGOできるか?ぜひ一度、ご家族で話し合ってみてください。

金利上昇リスクが気になる方は、ご自身の借り入れ可能額や、変動金利と固定金利の比較をプロに相談してみるのも一手です。銀行窓口に行く前に、オンラインで診断できるサービスもあります。

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