
毎日、ノルマとお客様対応、本当にお疲れ様です。
銀行本部で個人営業の企画をしているチャルトンリサです。
突然ですが、お客様から「税金の突っ込んだ質問」をされて、背中に冷や汗をかいた経験はありませんか?
「NISAと特定口座の損益通算ってどうなるの?」
「孫に贈与したいけど、一番いい方法は?」
ここで「確認して折り返します(汗)」と言って持ち帰るか、
「それはですね…」と、その場で即答できるか。
この一瞬の差が、「あなたから買いたい」という信頼(=数字)に直結します。
お客様は「商品を売る人」ではなく、「悩みを解決してくれるプロ」を探しているからです。
今回は、私が支店の現場にいた頃から「営業の武器」として使い倒してきた、実戦で役立つ税金・実務本を3冊紹介します。
明日からの営業トークを変える投資だと思って、ぜひチェックしてみてください。

現役銀行員 | BANKER × FAMILY
「税金の話は苦手…」と避けていませんか? 現役銀行員として個人営業の現場で戦ってきた私が、 実際に成約率アップに繋がった 「読むだけで差がつく」実務書を厳選してご紹介します。
この記事の目次
1. 投信・NISA獲得の「守り神」
まず、投資信託や債券を販売するなら、絶対に手元に置いてほしいのがこれです。
『証券税制のポイント(投資家のための税金読本)』
(※年度が変わると税制も変わるため、必ず最新版を購入してください!)
銀行員にとって一番怖いのは、相場の変動ではありません。
「税金の説明ミス」です。(これはクレームや賠償に直結します…)
- 配当控除の仕組み
- 外国税額控除の計算方法
- 新NISAと旧NISAの損益通算の不可
これらを聞かれて、ネットで検索した不確かな情報を伝えるのは自殺行為です。
この本は、大和総研などが出している「金融業界の公式ルールブック」のようなもの。
私は常に机の引き出しに入れておき、「プロとして正確に答えるためのカンニングペーパー」として使っていました。自分を守るための必須アイテムです。
2. 富裕層の懐に入る「相続・贈与」の武器
次は、一時払い保険や遺言信託など、「大きな収益(手数料)」を狙うための本です。
『身近な人が亡くなった後の手続のすべて』
個人営業の勝負どころは、やはり「相続」です。
富裕層のお客様は、資産運用よりも「自分の資産をどう子供に残すか」「面倒な手続きをどうするか」で悩んでいます。
この本は、税金の計算だけでなく「手続きの流れ」が図解でわかります。
「お客様、役所でのこの手続きはお済みですか?」
「実はこんな特例がありまして…」
この本をネタに雑談をするだけで、「この銀行員さんは気が利く」「相続に詳しい」と信頼され、数千万円単位の遺産整理や保険相談が舞い込むようになります。
保険獲得の種まきツールとして、コスパ最強の一冊です。
3. お客様と同じ目線を持つ(会話のネタ帳)
最後は、あえて「お客様が読んでいるベストセラー本」を選びました。
『本当の自由を手に入れる お金の大学』
「え、これ銀行員が読む本?」と思いましたか?
実は、プロの銀行員こそ読むべき理由が2つあります。
- お客様のリテラシーを知るため
(最近のお客様はYouTubeで勉強しており、下手な若手銀行員より詳しいです。お客様の知識レベルを知らないと恥をかきます) - 「わかりやすい説明」を盗むため
(専門用語を使わず、どう説明すれば伝わるか、この本が最高の手本になります)
「あ、その本、僕も読みましたよ!わかりやすいですよね」
と言えるだけで、お客様との距離がグッと縮まります。「共通言語」を持つためのツールとして活用しましょう。
【まとめ】知識は「最強の営業ツール」
- コンプラ遵守・正確性 → 『税金読本』
- 保険・相続のフック → 『相続・手続きの本』
- 商談の雰囲気作り → 『お金の大学』
税金の知識は、自分を守るだけでなく、数字を作るための最強のツールです。
まずはカバンに1冊忍ばせて、明日の営業活動に使ってみてください。きっと、お客様の反応が変わるはずです。
📱 忙しい移動中は「電子書籍」でインプット
できる営業マンは、移動時間もスマホで勉強しています。電子書籍なら、分厚い実務書やビジネス書もスマホ1台で持ち歩き可能!
現在お得なキャンペーンも開催中なので、スキマ時間を有効活用したい方は要チェックです。
【最後に】先輩銀行員からの「業務上の注意点」
⚠️ 重要な忠告
今回紹介した本で知識をつけるのは素晴らしいことですが、「資格がないまま、お客様の税務相談に乗ること」は絶対にNGです。

私たち銀行員がやっていいのは、あくまで「一般的な制度の仕組み」の説明まで。
×「お客様の場合、税金は〇〇円になりますよ」
×「こうすれば税金が安くなりますよ」
このように、個別のケースで具体的な計算や判断をすることは、税理士法違反(非税理士の税務相談)となり、法律で禁止されています。
最悪の場合、あなた自身だけでなく、銀行そのものの信用を揺るがす大問題になります。
今回紹介した本は、「お客様に税金のアドバイスをするため」ではなく、「税理士につなぐべき案件かどうか、感度を高くして気づくため」に使ってください。
ルールを守って、賢く数字を稼ぎましょう!