チャルトンの徒然なるままに

はじめまして、Chalton Lisaです。 私は銀行員として働きながら、家族6人と一緒に生活しています。日常のことから、仕事での経験、家族旅行や生活の工夫まで、幅広くブログで発信しています。 このブログでは、私の実体験や知識をもとに、読者の方に役立つ情報や楽しめる体験を提供することを目的としています。 例えば、銀行員としての経験を活かしたお金の管理方法や住宅ローンの解説、大家族ならではの旅行や生活の工夫などです。

銀行員が本音で警告|住宅ローンの妥当な返済額は「年収10倍」ではありません

「年収の10倍まで借りられますよ」
住宅ローン相談で、こんな説明を受けたことはありませんか?

ですが実際には、銀行が言う「借りられる額」と、家計的に「無理なく返せる額」はまったく別物です。 本記事では、銀行員の立場から本当に妥当な返済額について解説します。

チャルトンリサ
チャルトンリサ
現役銀行員|BANKER × FAMILY

「住宅ローン、変動金利のままで本当に大丈夫なのか不安…」
そんな悩みを持つ方のために、現役銀行員として数多くの住宅ローン相談を担当してきた私が、 金利上昇時代に後悔しないための正しい判断基準をまとめました。


銀行が言う「借りられる額」と現実の違い

年収10倍融資は“安全額”ではない

年収の10倍まで融資可能と言われることがありますが、これはあくまで審査上の上限です。 生活が成り立つかどうかは考慮されていません。

銀行は「返せるか」ではなく「貸せるか」を見ている

銀行が重視するのは、担保価値や信用情報、返済比率です。 家計の余裕までは細かく見ていないのが現実です。


妥当な返済額の結論【最重要】

先に結論をお伝えすると、住宅ローンの妥当な返済額は 「今の収入で払えるか」ではなく「将来も延滞せず払えるか」で決める必要があります。

手取り年収の20〜25%が安全ライン

妥当な返済額の目安は、手取り年収の20〜25%以内。 これを超えると、家計の柔軟性が一気に失われます。

返済額はボーナスなしで成立させる

ボーナスは減額・カットの可能性があります。 住宅ローンは月々返済だけで完結させるのが鉄則です。


 

なぜ年収10倍は危険なのか(5つの理由)

理由① 額面年収と手取り年収のズレ

審査は額面年収、返済は手取りから。 このギャップが家計を圧迫します。

理由② 返済比率35%の落とし穴

銀行が許容する返済比率は最大35%前後。 生活費や教育費は考慮されていません。

理由③ 金利上昇で一気に破綻する構造

低金利前提で成り立つ返済計画は、金利上昇に極端に弱いです。

理由④ 教育費ピークと返済ピークが重なる

40〜50代は、住宅ローン・教育費・老後準備が同時に重なります。

理由⑤ 延滞すると優遇金利が消える現実

一度の延滞で、優遇金利が剥奪されるケースもあります。 これは致命的です。


金利が上がった後でも払えるか?シミュレーション思考

金利+1%でも家計は回るか

今の返済額ではなく、金利上昇後の返済額で判断しましょう。

変動金利を選ぶなら最低限見るべき数字

返済額が月2〜3万円増えても問題ないかが判断基準です。


危険ゾーンに入っている人の共通点

返済後に貯蓄ができていない

生活費がギリギリで予備費がない

家計管理を「感覚」でやっている

これらが当てはまる場合、返済額は見直しが必要です。


銀行員が考える「本当に妥当な返済設計」

借入額は年収の5〜7倍が現実解

金利上昇や教育費を考えると、この範囲が最も安全です。

妥当な返済額から逆算する住宅購入

「いくらの家を買うか」ではなく、 「いくらなら一生払えるか」から考えましょう。


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よくある質問

年収10倍で借りても問題ない人はいる?

共働き・教育費が少ない・貯蓄が厚いなど、 かなり条件が限られます。

今すでにギリギリの場合どうすればいい?

家計の見直し、固定費削減、借り換え検討が第一歩です。

繰上返済と貯蓄、どちらを優先すべき?

金利と家計余力次第ですが、生活防衛資金の確保が最優先です。

まとめ|後悔しない人が共通して守っていること

  • 妥当な返済額は「借りられる額」ではない
  • 金利上昇と教育費を必ず織り込む
  • 延滞しない設計こそ最強のリスク管理

住宅ローンは、通った瞬間がゴールではありません。
35年間、延滞せずに払い切れる額だけが、

本当の意味での「妥当な返済額」です。