
こんにちは。現役銀行員ブロガーのチャルトンリサです。
「保育園のお迎えに間に合わせるために時短勤務を選んだけど、給与明細を見て手が震えました…」
復職したばかりのママから、こんな相談をよく受けます。
仕事の責任は変わらないのに、お給料だけがガクンと減る。さらに保育料の支払い通知が届いて、「私、何のために働いているんだろう?」と涙が出てくる。
その気持ち、痛いほど分かります。でも、諦めないでください。
実は、「ある手続き」をするだけで、手取り額を増やせる可能性があることをご存知でしょうか?
今日は、銀行員がこっそり教える、時短ママのための「手取り回復&家計防衛術」についてお話しします。

現役銀行員 | BANKER × FAMILY
「時短で給料は減ったのに、税金や保険料が高いまま…」そんな理不尽に悩んでいませんか? 現役銀行員であり、多くの子育て世帯の家計を見てきた私が、 知らないと年間数万円損する 「社会保険料の特例」と「固定費削減」の裏ワザを解説します。
この記事の目次
1. 【事例】32歳・時短ママSさんを襲った「手取り激減」の衝撃
都内のメーカーで働くSさん(32歳)。第一子の育休を終え、9:00〜16:00の時短勤務で復帰しました。
基本給はフルタイム時代の約7割にダウン。覚悟はしていましたが、復帰後初のお給料日、口座に振り込まれた金額を見て言葉を失います。
「えっ…手取り、これだけ? 学生のバイト代みたい…」
額面(総支給額)は減っているのに、健康保険料や厚生年金保険料が、なんと「産休前のフルタイム時代の高い金額」のまま引かれていたのです。
さらに、翌月から始まる高額な保育料。「これじゃあ、働けば働くほど赤字になっちゃう」。Sさんは退職すら頭をよぎりました。
スポンサーリンク
2. 銀行員が解説!なぜ「給料は減ったのに引かれる額はそのまま」なのか?
なぜSさんのような悲劇が起きるのでしょうか。ここには「社会保険料の時差」という罠があります。

通常、社会保険料は「4月〜6月の給料」を基準に決まり、その額が1年間固定されます。
つまり、何もしなければ、「時短で給料は下がったのに、保険料は高いまま」という状態が数ヶ月〜最長1年も続いてしまうのです。
銀行員の視点で見ると、これは「高い金利の借金を払い続けている」のと同じくらい、家計にとって危険な状態です。
3. 手取りを回復させる!今すぐやるべき3つの裏ワザ
でも、安心してください。この状況を打破する正当な手続きがあります。
① 会社に申請!「育児休業等終了時報酬月額変更届」
名前が長くて呪文のようですが、これが最強のカードです。
この申請を会社経由で年金事務所に出してもらうと、「復帰後の下がった給料に合わせて、翌月からすぐに社会保険料を安く」してくれます。
通常は「給料が大幅に変わってから4ヶ月後」にしか変更されませんが、この特例を使えば即座に手取りが増えます。しかも、「将来もらえる年金額は、高い給料のまま計算してくれる」という神対応付き。やらない手はありません。
総務担当者が忘れているケースもあるので、「育休明けの保険料改定の手続きをお願いします」と自分から声をかけましょう。
② 一番重い固定費「住宅ローン」を削る
収入が減ったなら、支出を減らすのが鉄則。特に住宅ローンは家計の最大の重荷です。
「今は金利が低いから」と放置していませんか? 銀行員だから言えますが、0.1%でも金利が下がれば、毎月の返済額は数千円〜1万円単位で変わります。
時短勤務の今こそ、銀行に行く手間を省いて、スマホで「借り換えでいくら安くなるか」をチェックしてみてください。
③ 配偶者控除・手当の「壁」を確認する
時短で年収が下がった結果、夫の会社の「家族手当」や、国の「配偶者(特別)控除」の対象に入る可能性があります。
「年収130万円の壁」や「150万円の壁」など、あと少し勤務時間を調整すれば手当がもらえる…というケースも。一度、夫の会社の就業規則を確認してもらいましょう。
4. まとめ:制度を賢く使って、家族との時間を守ろう
「時短勤務で申し訳ない」と肩身の狭い思いをしているママさん。
あなたは、キャリアを継続しながら、子供との時間も守ろうとしている。それだけで十分に立派です。
お金の不安は、知識と行動で解消できます。
まずは明日、会社の総務に「保険料の特例」について聞いてみてください。そして、スマホでローンの見直しを。
浮いたお金と時間は、頑張るあなたと家族のために使ってくださいね。
スポンサーリンク