チャルトンの徒然なるままに

はじめまして、Chalton Lisaです。 私は銀行員として働きながら、家族6人と一緒に生活しています。日常のことから、仕事での経験、家族旅行や生活の工夫まで、幅広くブログで発信しています。 このブログでは、私の実体験や知識をもとに、読者の方に役立つ情報や楽しめる体験を提供することを目的としています。 例えば、銀行員としての経験を活かしたお金の管理方法や住宅ローンの解説、大家族ならではの旅行や生活の工夫などです。

【銀行員が解説】住宅ローンの「5年ルール」とは?知らないと損する返済額の仕組みを銀行員が徹底解説

チャルトンリサ
チャルトンリサ
現役銀行員|住宅ローン相談・返済条件変更の実務経験者

「金利が上がっても、返済額は5年間変わらないから安心」
そう説明されて、変動金利を選んだ方へ。
銀行の現場では“5年後に一気に苦しくなる家庭”を何度も見てきました。
この記事では、5年ルールの正体と本当のリスクを解説します。

 

「変動金利は怖いけど、5年ルールがあるから大丈夫ですよ」

住宅ローン相談で、こんな説明を受けたことはありませんか?

結論から言います。
5年ルールは“守ってくれる制度”ではありません。
むしろ、リスクを見えにくくする仕組みです。

住宅ローンの「5年ルール」とは?

変動金利型の住宅ローンには、次のようなルールがあります。

  • 金利は半年ごとに見直される
  • 返済額は5年間据え置き

そのため、多くの人がこう誤解します。

「金利が上がっても、返済額は増えない」

しかし、これは半分だけ正解で、半分は大きな誤解です。

返済額が変わらない間に、何が起きているのか

返済額が据え置かれている5年間も、
利息は確実に増え続けています。

結果として起きるのが、

  • 利息の割合が増える
  • 元本がほとんど減らない
  • 返済の“ツケ”がたまる

つまり5年ルールとは、
問題を先送りしているだけなのです。

5年後に起きる「現実」

5年が経過すると、据え置かれていた返済額が見直されます。

そのとき初めて、金利上昇の影響が一気に表面化します。

銀行の現場では、

  • 返済額が急に数万円増える
  • 家計が耐えられなくなる
  • 延滞・条件変更の相談が増える

という流れを、何度も見てきました。

5年ルール × 125%ルールの合わせ技が危険

ここまで読んで「自分のローン、大丈夫かな?」と感じた方は、 今の条件を一度“第三者視点”で整理してみてください。

※ 銀行では「今は大丈夫」と言われやすい条件でも、 将来リスクが見落とされているケースは珍しくありません。

多くの銀行では、5年ルールと同時に
「125%ルール」が採用されています。

これは、
返済額の増加は最大でも1.25倍まで
という制限です。

一見すると優しい制度ですが、実際は違います。

増やせなかった返済分は、
元本の未払いとして積み上がるため、

・残高がなかなか減らない
・完済年齢が延びる
・老後リスクが増す

という別の問題を生みます。

「返済額が増えていない=安全」ではない

5年ルールが一番怖いのは、

家計が苦しくなっていることに気づけない点

返済額が同じでも、
ローンの中身は確実に悪化しています。

銀行員として伝えたい判断基準

  • 返済額ではなく「金利上昇耐性」で考える
  • 5年後・10年後の家計を想定する
  • 「大丈夫ですよ」という言葉を鵜呑みにしない

まとめ|5年ルールは“安心材料”ではない

ここで一度、確認してほしいことがあります。
5年ルールを「安心材料」だと思ってしまう人ほど、 住宅ローンで損する傾向があるのが現実です。

銀行員が見た「住宅ローンで損する人の5つの特徴」
  • 5年ルールは返済額を守る制度ではない
  • 金利上昇の影響を先送りしているだけ
  • 気づいたときには手遅れになるケースも多い

住宅ローンで本当に大切なのは、
「今ラクかどうか」ではなく「将来耐えられるか」です。

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